このページに出てくる写真はすべて、ベジタリアン。 南インドの食べ物は、「ベジ・米」が中心になる。 ベジタリアンでも、豊かな食生活をおくれることを実証する土地ではなか ろうか。南インドの食べ物は本当においしいのだ。 とは言っても一度、知り合いになった日本人をローカルな食堂に案内した ら、口に合わなかったみたいで、ほとんど残していたから、みんながみん な美味しいと言うわけでもないのだろうが。 南インドの料理には、トムヤムクンなどにも入っている、タマリンドとい う酸味のきいたスパイスが良く使われる。 「酸味のきいたカレー」というのも、慣れない人には抵抗あるかもしれな い。.
上の写真は「ミールズ」 北インドで言えば「ターリー」にあたる。 要するに定食みたいなもんだが、このミールズは普通、お昼しかやらない みたいである。 ご飯もおかずも食べ放題で、なくなると次々と足してくれる。 それでも、日本円にしたらだいたい50円以内。 この店は観光客向けのところで、食べ放題ではなく、カレーなども食器に 入っているが、普通はじゃぼじゃぼ上からかける。.
ミールズは、この様にバナナの葉の上にもってくれることもある。 これが、また楽しい・・のだが、今回の旅行では2回しかみなかった。 以前、この辺に来た時は、バナナの葉を使っている店がもっと多かった 様な気がする。だんだん減ってきてるんだろうか。 だとしたら、寂しい。.
これは、イドリーと言って、主に朝ご飯に食べる。 米の粉から作った、蒸しパン(?)の様な感じ。 少し酸味があって、とても美味しい。 これもカレーソース(という言い方は大ざっぱすぎるのだが) をかけて食べる。.
こちらは、プトゥ。 これも普通、朝食用。 ココナツと米の粉を混ぜて、竹の筒で蒸す。 これもなかなか美味。 この写真の付け合せのカレーも美味しかった。 バナナや、牛乳と砂糖と一緒に食べることもある。 南インドの朝食は、これ以外にもドーサ(クレープの様なもの)や、ウッ タパム(うすい、お好み焼きの様なもの)など、色々ある。こういった、 軽食類は総称して、ティファンと呼ばれる。 南インドは、朝御飯はティファンで決まり。昼御飯はミールズで決まり、 といったところだろうか。ただ、晩は一般的にどういうものを食べるのか が今、ひとつ分からないのであった。.