ケララ地方の伝統芸能に「カタカリ・ダンス」というものがある。 歌舞伎の様な派手な化粧をして、「ラーマヤーナ」などの、インドの 古典的神話を題材にして踊る(というか演ずるというか) 上の写真の様に、メーキャップの段階から客に見せてくれる。 これは、ビーチリゾートのホテルでの、観光客向けの短縮版のショー だったが、メーキャップを見せるのは特にここだけのサービスという わけではない。.
ここで、お姫様(だったかな・・)を演じているのは、男性である。 昔は、歌舞伎と同じ様に女性が演じることはなかったらしいが、近年では 女性も舞台に立つこともあるらしい。.
これも、ホテルでの観光客向けの演奏。 本来、シタールは北インドの方の楽器だが、まあツーリスト相手だし ・・ということなのだろう。 私にインド音楽を正しく観賞する能力はないが(シタール、持ってるけど) どうにも、焦点の定まらぬ、しまらない演奏だった様な気がする。 この後、このシタール奏者の娘が出てきて、タブラの伴奏で「タイタニック」 (!)を歌った。そういうのは勘弁してほしいのであった。.