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趣味の日記



2000/04/08(土)



明けましておめでとうございます。
今年も残すところ9ヶ月弱となります今日この頃、皆様いかがお過ごしで
しょうか。

すっかり休眠状態となってしまっている当HPの趣味の話部門です。
まあ色々と忙しいということや、動物の権利の話に比べると自分の趣味的
な話などどうでもいい様に思えてきたことなどもありますが最大の原因は
私が本質的に怠け者であることでしょう。日記と称してなんでも書きたい
ことを好きな様に書くのなら、ぼちぼちとは続けられるだろうと目論んで
たのですが、すっかり途絶えてしまいました。これだけ怠け者なのに動物
の権利部門だけはがんばって更新を続けてるのはえらいと思う。誰もほめ
ないから自分でほめてみるのであった。うむ。

たまには日記も復活させようとこうして書いています。しかしトルコを出
国したっきり止まっている旅行記の方はどうしよう。あのまま未完に終わ
ってしまうのだろうか。もうじき旅行から一年たってしまうし。うーむ。


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さてさて今年のアカデミー賞も決まりましたですね。
授賞式の中継を毎年、楽しみにしているのですが今年は放送がNHK-BSから
WOWOWに移ってしまいました。私はWOWOWには入ってないのです。しくしく。
でもその後、友達の友達がとってくれたビデオで見る機会に恵まれました。
それまでに主な結果は聞いてしまっていて今ひとつもりあがれませんでし
たがまあ贅沢は言えますまい。

作品賞をとった『アメリカン・ビューティー』は観てないのでなんとも言
えませんが心情的には『サイダーハウス・ルールズ』にとって欲しかった。
まあそれが無理なら『グリーン・マイル』。 とは言ってもその2本もみ
てませんが原作のファンなもので。『シックス・センス』もノミネートさ
れてましたね。あれは観た。いい映画でした。

でも今年の私の最大の関心は『サイダーハウス・ルールズ』の脚色賞にノ
ミネートされたジョン・アーヴィングでした。はたして彼は賞をとれるの
か? 会場に姿を現すのか?

結果は見事、受賞されましてアーヴィング御本人が受賞のスピーチをされ
ました。動いているアーヴィングを見るのもアーヴィングの声を聞くのも
はじめてなので興味しんしんでしたが、まあ普通の声でした。スピーチも
普通の謝辞だったみたいです。字幕がなかったのでいまひとつ分かりませ
んでしたが。

脚色賞(Adapted Screenplay)というのは原作が別にあり、それに基づいて
脚本を書いたものに対する賞です。『サイダーハウス・ルールズ』はもち
ろんかの名作が原作としてあるわけですがそれを書いたのもアーヴィング
本人なのです。ちょっと釈然としません。もしアーヴィングが小説版(?)
『サイダーハウス・ルールズ』を出版せずに隠していたら脚本賞の方に該
当することになったんでしょうね。まあどうでもいいと言えばどうでもい
い話ですが。

アーヴィングは今まで自作が映画化されたものはあまり気に入っていない
そうです。そりゃ『サイモン・バーチ』などは論外なんでしょうが(99年
8月2日の日記参照)『ホテル・ニューハンプシャー』もお気に召さない
そうです。そう悪くないと私は思いますが。『ガープの世界』はどうなん
でしょうね。あれも悪くないと思うけど。

そんなこんなもあり『サイダーハウス・ルールズ』は自ら脚本をてがけた
のでしょう。その結果、脚色賞を受賞し作品も作品賞候補にノミネートさ
れるところまで行ったのだからさぞ御満悦なんじゃないでしょうか。相当
いいできになっているんでしょうね。早く観たい。『サーカスの息子』の
脚本も書いているそうでそっちも楽しみです。こちらを観られるのはいつ
のことになるのかちょっと分かりませんが。

『サーカスの息子』(こっちは小説のこと)も面白かったですね。ですね
・・って誰に向かって言ってるのかよく分かりませんが、まあとにかく。
『未亡人の一年』の出版が待たれます。たしか2000年春出版予定のはずで
したがどうなるんでしょうね。桜ももう満開ですが。

今はポール・オースターの『リヴァイアサン』を読んでいます。まだ読み
始めたとこですが、結構面白そうです。


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